こんにちは。
今回は「アバターを利用した対人コミュニケーションに関する文献」のご紹介です。
メタナビ.comでは不定期でこういった文献をご紹介していこうと考えておりますので、ご興味があればTwitter等フォローして頂ければと思います。
それではいってみましょう!
オンラインコミュニケーションツールを比較した論文
オンライン会議において、音声のみ、ビデオのみ、ビデオ付きアバター。ビデオなしのアバター、それぞれで比較して、エンゲージメント、インタラクション、プレゼンスの観点から重要な役割を果たすかどうかを調査したこちらの研究で、結果は、それぞれに特に有意差は無かったという報告です。
Gather Townという2Dのメタバースを利用した研究となります。
アバターを利用した個人の社会的認識における研究
参加者の習慣的な表情や顔の外観を具体化したアバターを使って、参加者の主観的評価を記録しました。結果は、参加者が彼らの習慣的な表現を具体化したアバターがそうでないアバターよりも、より自分に似ていると感じ、さらに、自分の外見を具現化したアバターは、そうでないアバターよりも親しみやすいと感じました。
アバターを作るときは、より自分に似ているアバターを利用した方が親しみが持てるかもしれませんね。
不安アバターの擬人化とその破壊による心理的不安の軽減効果
不安をアバターに見立てて、擬人化する。そして、それを観察したり破壊したりすることが不安の軽減に役立つ可能性があることを示唆する文献になります。
2つの実験を行い、研究1では、参加者は自分自身の不安を表すためにアバターを作ります。(すなわち、不安アバター)。それだけで、対照群と比較して状態の不安を大幅に軽減し、さらに、研究2では、その不安アバターを破壊または観察することを行います。
その結果、不安アバターの破壊は、すべての条件の中で最大の不安の減少をもたらしたとされます。
やはり、自分自身の内的世界の対照化としてのメタバースおよびアバターの利用は、メンタル医療においてキーワードになりそうです。
メタバースクリニックのご紹介
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コメント
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