今回は人気のメタバースの一つであるRobloxの解説記事です。
普段、新しいメタバースをこれから始めるという時は、解らない箇所が出てきたらその都度、ネットの情報をググりながら着実に行う派なのですが、今回は、そういった情報なしでRobloxを始めてみて、最初からどこまで行けるかを試してみました。
今回の目標は、ネットの解説を一切見ることなく、20分で独自ワールドの公開まで辿り着くことです。
もしそれが出来たら、Robloxがとても解りやすいメタバースだということになると思いますので、早速やってみたいと思います。
その前に、Robloxについて簡単にご説明します。
Robloxとは?
Robloxとはどんなメタバースなのか?というと、
Robloxは、ユーザーがゲームを作成、共有したり、他のユーザーが作成したゲームをプレイしたりできる、オンラインゲーミングプラットフォームおよびゲーム作成システムである。2004年にデイビット・バシュッキとErik Casselが開発し、2006年にリリースした。
Wikipedia
2006年にリリースされたすごく歴史のあるメタバースなのです。世界的に人気があり、2021年11月には1日あたりのアクティブユーザー数が,4940万人に上る世界屈指のメタバースと言えます。
はい、前置きはこれくらいにして、早速始めてみたいと思います。
レッツゴー!!
アカウントを作る
まずは、Robloxのアカウント作成画面。
お~日本語ですね。ありがたい。
ということで、簡単にアカウント作成が出来ました。
アカウント作成が完了すると、以下のようなHOME画面が出現します。
アイコンのアバターは、、
ん~何とも言えない。。
でもよく見ると可愛らしいかな、うん、可愛らしいということにしておこう。
その下には、様々なワールド(ゲーム)がアプリのように並んでいます。
ポップな色合いで楽しそうですね~。
実は、これ一つ一つがユーザーが開発者として作り上げた独自ワールドなのです。
はい、これこそがRobloxの高い人気を誇る理由の一つ。
ユーザーが独自にワールドを構築することが可能で、さらに、そこに何かしらのゲーム的な要素を入れることができ、ゲームアプリのように利用者から入場料を取るなどして収益化が出来るという点です!!
お金の話が出て来たので、ちょっと、ここでも一旦、脇道に逸れます。
一体、どれくらい稼げるのか?
収益化ができるってことは、Robloxだけで生計を立てられるくらい稼げるの??
という疑問がわくと思いますが、
いや、現実はやっぱり厳しかったです。
実際、Robloxでどれくらい稼ぐことが出来るのかというと、
かなりの金額を稼いでいるのは少数派だ。2020年9月30日までの1年間で、トップの稼ぎ頭のごく一部の開発者/クリエイターがサイトから稼いでいた。これらの開発者のうち、0.1%が1万ドル以上、0.03%が10万ドル以上を稼いでいる。Robloxはお小遣い稼ぎには最適だが、プラットフォームで生計を立てるのは明らかに簡単なことではない。
https://www.axion.zone/roblox/
との情報を発見し意気消沈。。
まあ、せっかくなので、独自ワールドの構築まで頑張ってみようと思います。
いや、その前に、まずは、どこかのワールドに遊びに行ってみよう!
好きなワールドを選んでプレイ!をクリック
すると、以下のような画面に遷移します。
ん?なんだこれは??
どうやら、Robloxで他者の作ったワールドやゲームに参加するには、こちらのRoblox Playerというものをまずインストールする必要があるみたいですね。
はい、無事にインストールが完了し、構築されているワールドに入ることが出来ました。
ワールドはどちらかと言えばボクセル調で、全体的な雰囲気は、子供に大人気のブロック遊びの代名詞「L○GO」みたいな世界観です。
他者の作ったワールドへ入ることが出来たところで、ここからが本題。
独自ワールドの作成に取り掛かってみたいと思います。
しかしもしかすると、VRCHATのように、「新規ユーザーはいきなりワールドのアップロードが出来ない」なんてオチもあるので、とりあえず、それらしいところを触りながら手探りで試してみようと思います。
独自ワールドを作成する
WEBブラウザのHOME画面にある制作というタブをクリックすると下記の画面に遷移し、「制作を開始」という明らかにそれらしいアイコンが出現しましたので、そちらを迷うことなくクリック。
すると、何やら下のような画面に遷移しました。
ん?なんだこれは?
Roblox Studioを確認中という文字が、
あれ、さっきもこんなの見たぞ。。
鋭い人は何となく解ったかもしれませんが、独自ワールドを開発するには、Roblox Studioというアプリケーションがさらに必要で、ダウンロードが自動的に始まります。
Roblox Studioを起動する
Roblox Studioのアプリケーションが起動すると、以下のような画面が現れます。
沢山のテンプレートの中から、独自ワールドの基となるワールドを選択することできます。
好きなテンプレートワールドを選び、クリックします。
すると、
おお!簡単すぎる。
とりあえず、全てテンプレートですが、独自ワールドらしきものが構築されています。
そして、Roblox Studioの操作パネルについて
見た目は、昔のWindowsのペイントツールような感じです。何か色々なメニューや機能が所狭しと並んでいますが、初見では当然全く意味が解りません。
今回の目標は、とりあえずワールドを公開できるか試すことにあるので、
ええい、カスタマイズせずにこのまま公開してしまえ!!
独自ワールドを公開する
ファイル>名前をつけてRobloxに公開
まさにこれしかないでしょ!
というメニューを発見し、迷うことなくクリック
すると、下のような画面が出現します。
はい、予想通り、構築したワールドの基本情報の入力ですね。
ああ、簡単すぎた。
独自ワールドの公開がもう終わってしまった。
本当にあっけなく、ワールドを公開することが出来てしまいました。
テストワールドという名前にして保存。
さて、マイアカウントから作成したワールドが公開されていることを確認してみよう。
??
あれ!?
テストワールドが公開されていない。。
自分の作ったテストワールドはどこにもなく、代わりに、ユーザーネーム’s roomというワールドが最初から一つだけ公開されており、そちらをプレイすることが可能になっている。
先程、確かに、テストワールドと名前を付けて保存し、公開を選択したはずのに、作成したはずの独自ワールドがどこにも見当たらない。。
ここで20分経過!!!
事前知識ゼロで独自ワールド公開まではさすがに難しかった。。
ということで、ここから先は、少しググってみたました。
こちらのサイトを参考にして、ワールドの公開方法を調べました。
上に並んでいるメニューの中の歯車のアイコン「ゲームの設定」を選択。
ここから、先ほどのゲームタイトルなどの基本情報以外にも、権限を選択することが出来ます。また、縦に並んでいるタブを見るに、ここから収益化などの設定も可能な様です。
こちらを公開を選択して、保存。
出来ました!!
先程、とりあえず作ったテストワールドが公開されています。
以上、事前知識ゼロでRobloxを始めてみるということでやってみましたが、
日本語対応で操作は簡単
プレイするのにはRoblox Player、作成するのにはRoblox Studioそれぞれのインストールが必要。
その辺りの情報を得ることが出来ました。
ワールド公開まで、20分で何も解説を見ずにたどり着くという目標は達成出来ませんでしたが、それを差し引いても、とても直観的に操作でき、ノーコードで、Unityなどのソフトも不要でとても簡単にワールドの構築が可能でした。
そして、最後にもう一つだけ情報ですが、独自ワールドはなんと他者と一緒に共同制作も可能なのです!みんなでワイワイとRobloxで街づくりも良いかもしれませんね!
今回の記事では省きましたが、独自空間にゲーム機能を付加できるとなると、さらに楽しさが倍増しそうです。
ということで今回は、Robloxに関する記事でした。
ではまた!!
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